ざわ…ざわ…

 不二家ネタ引っ張ってます。 これでオチがついた…ことはないと思うよ。
http://news.livedoor.com/article/detail/2979024/
 まあ社長が辞任すると言ったわけですが。
−−以下引用−−
藤井社長は会見で「社会の不安を招いたのは私の責任だ」と述べた上で「事態の収拾と品質の保証に対する信頼確保体制をつくった上で辞任する」と語った。
−−以上引用−−
 まあ辞めなきゃ民意は収まらないだろうし、この状況でトップに君臨し続けられるような図太い(というかちょっといかれた)神経は持ち合わせていないだろうし、もうこれはしょうがないですね。 一方で、こんな言葉も思い出すわけで。 まあ麻雀漫画の「天」(作:福本信行)に出てきた言葉ですが。
「とんだ勘違いだ……
 責任をとる道は
 身投げのような行為の中にはない
 責任をとる道は……
 もっと
 ずーっと
 地味で
 全うな道……」
んじゃあどうすりゃいいのさって話ですが。 まあ極端な話「死んでお詫びを」と言って割腹自殺したところで全く生産性がないわけで。 死んでこれで責任取ったーって満足してるのは本人だけ、シチュエーションに浸って超エクスタシーなわけですな。 それよりも非難を浴びながらでもなんとかしようとするのがほんとの責任の取り方だ、と。 まあそうなんだけど、実際この場合「事態の収拾と品質の保証に対する信頼確保体制をつくる」ことは不可能じゃないかなーと思うので、もういっそ会社をたたんでしまって(吸収して菓子業界再編って動きがあるみたいですが)、失業する従業員に補償するとかいったことをしていくのが全うな責任の取り方だと考えます。 まあそんなの無理なので自分なら死んでしまいます。 あれ?
 まあこの人の書く漫画に出てくる言葉は結構重いこと言ってたりしてものを考える動機になったりしますね。 完全に洗脳されてしまうのはどうかと思うけど、メッセージ性の強い漫画とか青臭い漫画とかは好きですよ。
 こんなことになるならはじめから品質管理しっかりしとけば良かったのに、隠蔽しなきゃ良かったのにという話が出てくるし、自分もこないだそんなこと言ったり言わなかったりした気がしますが、まあ人間は完璧に善人ってひとはかなり存在が疑わしくて、部分的に悪いことしたりすることは結構誰にでも当てはまると思うから、そこんとこ踏まえてもの言うようにしましょうね。 明日はわが身かもよ、人の心は弱いからね。