暇をつぶす側、つぶさせる側

 僕らは一生、暇をつぶして生きていく。 どっかの漫画で出てきた気がするけど気にしない方向で。 なんとなく気が楽になったりならなかったりするから好きなんだけど。
 今日からなんか考えてものを書く練習をしてみようかなと思って、手始めに高校の同級生の話でもしようかなと。 三日坊主? それでもやらないよりはずっといい。
 さて、その同級生は今東京でGT-Agencyという占いコンテンツをいろいろやってる会社の社長をやっていまして。
・GT-Agency
http://www.gt-agency.co.jp/
 去年の8月に彼のブログを発見したとき、まずはじめに「占いかよ!」って吹いてしまった。 占いって全く興味のない人にとっては時間の無駄・紙面の無駄・金の無駄という印象しかないんだろうけど(自分がそうだから/この時点で占い=12星座がどうのこうのというイメージが強いよね)、目の付け所としては結構アツい分野なのかもなーと思った。 記事をいろいろ読んでいくと、占いは統計学だとか、占法根拠がどうとか、占いは実はエビデンスに基づいたものであることが書かれていて衝撃を受けた。 個人的な解釈だけど、占いの当たり外れは割とどうでもよくて、占いの結果に基づいて背中を押されて行動できることが重要っぽい。 例えば「今日のラッキーカラーは赤です」とか言われて、まあそれにエビデンスがあるかどうかは正直怪しいと思ってるけど、それで赤いもの身につけて「なんかいいことあるかもね ルンルン♪」とかなってくれればそれで成功だって話(だよな?)。 直接占い師と対話するのだってそんなようなもんだろう。 詳細は彼のブログに書いてあるので興味があればどうぞ。
・占いって?
http://d.hatena.ne.jp/murai1211/20061227/1167205842
 こんだけ語っといてアレだけど本題は占いの話ではない(はず)。 彼は昔から社長になりたいって言ってて、某大学を即辞めて某会社に転がり込んで、いつの間にか占いコンテンツを幅広く展開してる社長ですよ。 これは素直に嬉しくも羨ましいことですよ。 行動できる人間は一流。 まあ自分はどちらかというとぼーっと暮らしてたいので何流でもいい感じなんですが。 そうやって割とぼけぼけやってたい人間ってどちらかというと生産よりは消費に重点を置く気がするんだよね。 人間なんで生きてるかよく分からない(まあそこは各自のフィロソフィーがあるだろう)けど、とりあえず生きるようにプログラムされてるんだからなんとか死ぬまでの暇をつぶさなきゃいけない。 仕事もそういう意味で暇つぶしと思ってるんだけど、仕事が面白くてたまんない人と、とりあえず暇をつぶすための金が欲しいから仕事してる人とに分かれて、きっと後者の方が多いと思う。 んで、前者から発信する人、つまり暇をつぶさせるものを生み出す人が出てくると。 こう考えると単に暇をつぶしたいだけの人にとってはこういうクリエイティブな人は超ありがたいわけですよ。 でもそれが当たり前みたいになってるから誰も感謝なんてしません。 うーん。 意識というか、覚醒しなきゃ認識もしないか。
 ごく少数の暇をつぶさせる人と、大多数の暇をつぶす人。 ただ生きてるんじゃないんだなあと彼の占いコンテンツ展開を見てて思ったわけです。
 あまりに読めない文章で推敲も出来ません。 重症です。